冬に多いやけど、熱傷処置について

今日は『熱傷処置』についてお伝えします

冬になると、『やけど』『火傷』の患者さんも増えます
糖尿病の末梢神経障害の患者さんは、ストーブに足を近づけすぎて、熱傷になっていることに気づかないって事もあります。
そこで今日は、『熱傷処置』について

J001 熱傷処置
1 100平方センチメートル未満   135点
2 100平方センチメートル以上500平方センチメートル未満  147点
3 500平方センチメートル以上3,000平方センチメートル未満 225点
4 3,000平方センチメートル以上6,000平方センチメートル未満 420点
5 6,000平方センチメートル以上 1,250点

1 初回の処置を行った日から起算して2月を経過するまでに行われた場合にり算定し、それ以降に行う当該処置については、区分番号J000に掲げる創傷処置の例により算定する。

2 1については、入院中の患者以外の患者及び手術後の患者(入院中の患者に限る。)についてのみ算定する。ただし、手術後の患者(入院中の患者に限る。)については手術日から起算して14日を限度として算定する。

3 1については、第1度熱傷の場合は第1章基本診療料に含まれ、算定できない。

通知

(1)熱傷処置を算定する場合は、創傷処置、爪甲除去(麻酔を要しないもの)及び穿刺排膿後薬液注入は併算定できない

(2) 熱傷には電撃傷、薬傷及び凍傷が含まれる。

(3) 『1』については、第1度熱傷のみでは算定できない。
上記のように書かれています。
簡単に言えば

やかんのお湯がかぶった時など、両足の場合も面積は合算してください
初回開始日より2ヶ月なので処置開始日の記載が必要です
1度の熱傷は創傷処置で算定します

神原充代

 

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