在宅医療の現状
今こそ在宅医療事務資格が必要とされています
日本の人口は2050年には9515万人、高齢化率は39.6%(3,764万人)になると予測されています。少子高齢化に伴い、すでに在宅医療を求めている患者さんは年々増えており、2008年には272,540件だったレセプト件数が、6年後の2014年には約2.3倍(645,992件)になっています。
参照)総務省 我が国における総人口の長期的推移p1 |
参照)厚生労働省 在宅医療の現状「在宅医療レセプト数の推移」p8 |
訪問診療を求めている人は年々増えています
医師は現状に応じる為、患者を待っている医療ではなく、既存の診療所の外来業務に加え在宅医療を取り入れる、出向く医療、勤務医だった医師が開業するなど「在宅医療」に関わり始めています。訪問診療が増えると問題となるのは、診療報酬(レセプト)です。在宅医療事務資格は今後ますます必要とされるスキルです。
実践で使える在宅医療レセプトスキルとは?
在宅医療・訪問診療の算定は、外来と全く異なり、外来の知識があってもすぐにできるものではありません。勉強を重ねてスキルを付ける必要があります。つまり、外来と在宅両方の知識が必要になります。在宅医療ができる医療事務員はまだまだ少数で、少子高齢化に伴いますます在宅医療が増えていく中 『在宅医療事務認定士』の資格を持った人材が必要とされています。
『在宅医療事務認定士』講座では、点数の付け方を学ぶだけではなく、診療の内容を把握し、クリニックに合った算定方法の仕組みを理解して点数に結びつけるスキルが得られます。実践で迷わない、現場で使える知識の取得を目標としています。